クラクラで、いつも村が壊滅されて困ったりはしていないでしょうか。頑張って資源を集めても他のプレイヤーから攻撃されて奪われてしまえば、元も子もありません。
資源を奪われないためには、いくつかの方法があります。今回は、資源を奪われにくい村のレイアウトを作るための基礎的な理論をご紹介します。この記事を参考に、資源を奪われない村を作ってみましょう。
1. レイアウトを対称にしよう
村のレイアウトを可能な限りに対称形しましょう。
対称に近い形にすることで、どの方角から攻められても守りの厚いレイアウトになります。どこかに偏った配置のレイアウトでは、守りの強い場所と弱い場所が出てきてしまいますので、守りの弱い場所を攻撃されると弱くなってしまいます。
2. 重要な施設は壁で囲おう
村のレイアウトで最も重要なポイントです。
重要な施設は壁で囲って、敵ユニットの攻撃をなるべく受けないように工夫しましょう。全ての施設を壁で囲うことはできませんので、次の順番に壁で囲むと良いでしょう。
- 貯蔵施設:金庫・エリクサータンク・ダークエリクサータンク
- 防衛施設:大砲・アーチャータワーなど
- 生産施設:金山・エリクサーポンプ・ダークエリクサードリル
資源の貯蔵施設と生産施設を守ることで資源を奪われずに済みます。さらに防衛施設を守ることで、敵からの攻撃を撃退する可能性が高まります。壁の数が足りない時には生産施設まで壁で囲むことができませんので、その場合は生産施設は壁の外に出します。
逆に資源とは関係のない次のような施設は壁の外に出して、貯蔵施設や防衛施設が敵からの攻撃を受けないように防波堤の役割をさせます。
- タウンホール
- アーミーキャンプ
- 兵舎・闇の兵舎
- 呪文工場
- ラボ
資源にも防衛にも関係のないこれらの施設を壁で囲む必要はありませんから、積極的に壁の外に出して他の施設や壁のおとりになってもらうとよいでしょう。
特にタウンホールはヒットポイントが高いので、壁の外に出すことで重要な施設への攻撃を防ぎやすくなります。さらに、防衛戦で負ける可能性が高まり、シールドも張られやすくなります。そのため、資源を守りたいならば、まずタウンホールを壁の外側に出すことをお勧めします。防衛戦で勝ちたい場合やトロフィーを狙っている場合は、タウンホールを壁の内側に入れた方がよいでしょう。
他にもダークエリクサーのほとんど入っていない「ダークエリクサーポンプ」や援軍の入っていない「クランの城」もヒットポイントが高いですので、おとりとして使うことが出来ます。
3. 壁で区画を作ろう
重要な施設をただ壁で囲うだけではなく、いくつかの区画に分けましょう。
重要な施設を集めて壁をぐるっと1周させただけの配置はやめましょう。どこか一か所でも壁を壊されれば、敵ユニットが全ての施設を攻撃できるようになってしまいます。いくつかの施設を壁で囲んだら、壁を閉じましょう。一連の壁の中に10個も施設が入っていているは多すぎます。
4. 防衛施設の配置を意識しよう
防衛施設には役割があり、それぞれの防衛施設には望ましい配置があります。
防衛施設の配置の基本的な考え方は"射程距離の長いものは中央に、射程距離の短いものは外側に配置する"ことです。
射程距離の長い防衛施設には「迫撃砲」「クランの城」「バーバリアンキング」「アーチャークイーン」「巨大クロスボウ」があります(※1)。これらの防衛施設をレイアウトの中央に配置して、より多くの敵ユニットを攻撃できるようにしましょう。
「大砲」は射程距離が短く、攻撃の間隔が短いため、ウォールブレイカーの撃退に最適な防衛施設です。できるだけレイアウトの外側に配置して、ウォールブレイカーから壁を守りましょう。
「ウィザードの塔」は射程距離は短いですが、「大砲」とは役割が異なります。「ウィザードの塔」は範囲攻撃を行うため、多くの敵ユニットが集まってくる場所に配置するのが効果的です。具体的には、ヒットポイントの高い貯蔵施設・生産施設の近くに配置すると良いでしょう。
「対空砲」は中間的な射程距離を持っていますが、村の中央に配置した方がよいでしょう。対空砲が狙う敵ユニットはドラゴンやヒーラーなどの優秀なユニットが多いですが、これらのユニットは他のユニットの後ろから攻めてくることが多いです。そのため、最前線に配置するとユニットを攻撃する前に壊されてしまいます。特にドラゴンを攻撃する時には、なるべく中央に配置してあった方が無差別に攻撃するドラゴンをたおす可能性が高まります。
「インフェルノタワー」も射程距離こそ中間的ですが、村の中央に配置しましょう。「インフェルノタワー」は能力の性質から、バーバリアンキングやP.E.K.K.Aなどの強力なユニットを攻撃する時に強力な防衛施設です。大量に攻めてくるバーバリアンやジャイアントではなく、中央まで攻め込んできた強力なユニットに対処させるために、できるだけ村の中央に配置するとよいでしょう。
防衛施設ごとの配置をまとめると次のようになります。
村の中央に配置したほうがよい防衛施設
- 迫撃砲
- クランの城
- バーバリアンキング
- アーチャークイーン
- 巨大クロスボウ
- 対空砲
- インフェルノタワー
村の外側に配置したほうがよい防衛施設
中間的な位置に配置した方が良い防衛施設
資源施設の近くに配置したほうがよい防衛施設
5. 壁の内部に隙間を作らない
壁の内部に敵ユニットが配置できる隙間を作ってはいけません。
敵ユニットが配置できないのは、施設・壁とその周囲の1マスです。それ以外の場所には敵ユニットを配置することが出来ます。トラップに誘導するのでない限り、壁の内部には敵ユニットが配置できないようにしましょう。
ユニットが配置できる場所はあなたの村も穴だらけ?~村に空いた防御の穴~で詳しく解説しています。
6. 壁までの距離を稼ぐ
敵ユニットが壁に近づくまでの距離をとりましょう。
配置された敵ユニットがすぐに壁を攻撃できてしまうレイアウトは望ましくありません。できるだけ、敵ユニットが配置されてから壁にたどり着くまでの距離を稼いで、防衛施設が敵ユニットを攻撃できる時間を作りましょう。
7. トラップを活用する
防衛施設や壁だけではなく、トラップも活用して敵を撃退しましょう。
敵ユニットが通りそうな場所にトラップを仕掛けておくと効果的です。特に「ばねトラップ」はバーバリアンキング・アーチャークイーン・P.E.K.K.A・ゴーレム以外のユニットを即死させられますから、有効に活用しましょう。
「巨大爆弾」はヒットポイントの少ないユニットを集団で全滅させることが出来ます。「爆弾」はバーバリアンやアーチャーを弱らせるのに効果的です。「対空爆弾」はガーゴイルをまとめて倒すのに向いています。「ホーミング対空地雷」はドラゴンやヒーラーを倒すために配置しましょう。
8. デコレーションや障害物を活用する
デコレーションや障害物も利用して村をレイアウトしましょう。
防衛戦でデコレーションや障害物の役割は2つあります。
- 援軍を配置できなくさせること
- 攻撃相手の注意をそらすこと
デコレーションや障害物がある場所にもユニットを配置することが出来ますが、クランの援軍を配置することはできません。そのため、デコレーションや障害物を適切に配置すると、援軍の配置位置を制限することが出来ます。
また、攻撃相手の注意をそらすことも意外に重要です。敵ユニットを倒せるわけではありませんが、迷彩服などと同じように、邪魔なデコレーションや障害物が視界に入るだけである程度注意を奪われて、ミスを誘います。劇的な効果があるわけではないですが、ゴールドに余裕があるときにデコレーションを揃えておくのがお勧めです。
9. 強いレイアウト例
強い村のレイアウト例はレイアウト集にまとめています。レイアウトは順次追加されていく予定です。
10. ダメなレイアウト
ここまで、良いレイアウトについて解説してきましたが、次のようなレイアウトは避けましょう。
- 村の端を壁として使おうとするレイアウト
- 障害物を壁として使おうとするレイアウト
- 壁を2重3重に連結させているレイアウト
村の端を壁として使おうとしてはいけません。村の端にはユニットを自由に置けてしまうので、壁として使うことはできません。
障害物やデコレーションを壁として使おうとしてはいけません。障害物やデコレーションの場所にはクランからの援軍を配置することはできませんが、それ以外のユニットは全て配置することが出来ますので、壁にはなりません。
壁を塊として使ってはいけません。ウォールブレイカーの範囲攻撃で簡単に穴をあけられてしまうほか、守るべき施設のほとんどを壁の外に配置しますので、非常に弱いレイアウトになります。
注釈
※1 「クランの城」「バーバリアンキング」「アーチャークイーン」は防衛施設ではないですが、村を防衛する施設として防衛施設に分類しています。