検閲とは、特定の言葉がチャットで表示されないようにする措置のこと。
一般的なオンラインゲームでは、プレイヤーどうしのトラブルを防ぐために、差別的な発言や侮辱発言などが表示されないようになっています。英語のオンラインゲームでは、Fuckなどの汚い言葉(4 letter words)がチャットなどでは表示されなくなることが多いです。
クラクラでは、Fuckは検閲されていません。しかし、天安門や習近平などの用語が検閲されています。これらの言葉をチャットで入力した場合には「***」と伏字(ふせじ)で表示されます。この検閲は、クラクラを中国で販売する上での検閲と推測されています。この検閲はスーパーセルが自主的に行っているのか、それとも、中国政府からの要請で行っているのかは確認されていません。
クラクラの検閲は侮辱表現に対する一般的な検閲ではなく、中国に対する政治的な検閲ですので、あまり褒められたものではありません。クラクラにおける数少ない残念な仕様の1つであると言ってよいでしょう。なお、「てんあんもん」や「Tiananmen」(天安門の英語名)は表示されますので、漢字のみに対する検閲と思われます。
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